地域の物語発表会報告

「岡さんのいえ」を今年のテーマにした世田谷パブリックシアター
「地域の物語」ワークショップも3月末にいよいよ発表会をむかえました。
三軒茶屋のシアタートラムと上北沢にある区民センターで2回発表会が行われ、
それぞれのコースごとに個性溢れる形で「岡さんのいえ」が表現されました。
モーニングコースは、赤ちゃんを背中におぶったたまま演技される方がいたり
とても和やかな様子。岡さんが書き残したレシピを再現した料理を作った様子を
劇にしてオリジナル曲を歌ったり岡さんへの手紙が朗読されました。
金曜日夜コースでは、体を使って岡さんのいえを表現。
岡さんのいえを探検している様子だったり岡さんのいえの
賑やかな空気が舞踏のようなパフォーマンスとして発表されました。
休日コースでは、岡さんに縁のあった賀川豊彦さんの人生ドラマが描かれたり
岡さん自身が登場する一幕も。
その後、現在の岡さんのいえのオーナーや運営委員が劇中の登場人物として出てきたりしたためモデルとなった本人は観ていて少し恥ずかしかったようです。。。
(もう一つのコースである子供コースは私は見られなかったのですが、そちらもとても楽しい舞台だったそうです。)
それにしても、劇を通して観ていると、表現方法こそ違えど岡さんのいえの
持つ温かでどんな人をも包み込むような空気はどのコースでも共通しているように見えます。そして今は天国にいる岡ちとせさんにも出会えたような不思議な感覚がしてきました。

この発表会は収録しているようなので、もし機会があればぜひご覧くださいね。

 

上記の絵は、劇を見ながら、岡さん運営委員のチャリンコジジことK画伯がライブペインティングしたものです。(ももらっこ)

パン教室の様子

3月29日、赤ちゃんを連れたお母さんたちがたくさん集まるパン教室が開かれました。不定期で岡さんのいえにて開かれているパン教室の今回のテーマは「ベーコンエピ」です。

皆さん小さい赤ちゃんが横にいながらもしっかりと生地をこねていきます。

こねていくうちに、生地がもちもちとしていきます。

作った生地は発酵のため、しばらくオーブンへ。

発酵できた生地をのばしていきます。そしてベーコンをまいてエピの形に整えていきます。

はさみで生地をちょきちょき。こうやってあの不思議な形ができていくのですね。

さあ、あとは、焼きあがるまでしばしの歓談です。

美味しいお昼ご飯も食べて、初めていらした方とも自己紹介をしつつ打ち解けていきます。

さて、パンが焼きあがった様子。

おや、写真を見ると、小さな手が伸びてますね~。さすができたてのベーコンエピはモチモチで思わず顔がゆるむほど美味しかったです。(ももらっこ)

ひな祭り会

あかりをつけましょ ぼんぼりに~
 
2月27日(土)は恒例岡さんのいえの楽しいひな祭りでした。
 
12時から張り切って集るスタッフたち
 開場の午後1時には早めにお出でになったお母さんと子どもたちで大騒ぎ、
親子でつくる桜もち、ホットプレートに油紙を敷いて焼き上げた皮に
あんを包んで出来上がり、透き通った皮に塩漬けの桜が浮かんでとても
きれい。親子を中心に19組が参加しました。
 
後半は紙芝居です。世田谷紙芝居の小川さん、小竹さん、金澤さんの息のあった語りとセリフに笑ったり、思わずホロリとしたり、終ったあとでは、子どもたちも紙芝居に挑戦しました。
 
敬老会のおばあさまたちもかけつけて子どもたちとお話や知恵を
交歓をして、ああ楽しかった。
 
紙芝居終了後はスタッフたちの懇親会、紙芝居一家、とらまちスタッフ、
親子の参加者も加わって、山盛りのごちそうとお酒をいただきました。
なんとその間四畳半に篭っていた子どもたちは”おそろし~いお化け屋敷を
こしらえていたのです。
そうとも知らずに四畳半に連れてこられたおとなたちは、、、、、キャ~
 
皆さんそれぞれに元気の気を交換したのでした。  (何遊亭万年)