震災を考える講演会 報告

7月に開かれた「いま震災を考える」という講演会について、岡さんのいえにインターンに来ている学生の伊武優里安さんがレポートを書いてくださいましたので、ご紹介します。

7月12日、上北沢まちづくりセンターにて、「また、波がきたときに」という講演会が行われました。

私はこの夏、岡さんのいえTOMOを通して、このイベントに参加させていただきました。以前から3月11日に起こった震災による津波について、現地の方のお話を是非直接お聞きしたいと思っていました。

講演会でお話をされたのは震災後の新東名で「ぱぱいやぱんや」というパン屋を経営している野田ますみさんと阿部恵さん、復興の支援の活動に従事されている根本暁生さんという方々です。

私は3人のお話を聞いて今まで被災地の状況をテレビやネットの情報だけで知っていたんだと思いました。
お話を聞いて一番強く感じたのはほんの少しの行動の違いで生き残るパーセンテージが変わるということです。特にそれを感じさせたのは、手紙は1通だけでは目的の人に届かないということです。何十通も出し多くの人に目を通させることが目的の人に伝えたいことを届かせる確率を上げる方法となり、つまり今まででは経験したことのないような行動が生き残るパーセンテージを変えるんだな、と思いました。
今ではこのような活動は少なくなっているとおもいますが、またいつ震災があるかわかりません。今からでも生き残るための対策をしっかりと練りたいと強く思いました。

伊武優里安