烏山ネット・わーくショップ

前回の月当番まさしさんを引き継ぎ、8月の月当番・さっとんも「烏山ネット・わーくショップ」に出席しました。会議開始早々、参加者24名の自己紹介がバババっ!と行われ、とたんに始まった「だれでも災害避難村スタンプラリー」イベントの事前打ち合わせ。何がなんだか…????な状態でしばし傍聴。世田谷赤堤にて、まちづくり活動の支援をしている「Place」の方2名が定例会の進行役を務め、その場は快活に意見が交わされます。とにかくこの場が長年続いていること、集まる人たちがお互い信頼を寄せている、ということは一目瞭然。世田谷ってやっぱりすごい…。
岡さんのいえTOMOにとってこの場を、どのように活かせるのかな?と終始考えながら、ノートに書きとめました。

「烏山ネット・わーくショップ」の成り立ち
1999年がことの始まり。バリアフリーなまちづくりを推進していくため、世田谷区の呼びかけで集まった烏山地域の方々がワークショップを重ねて、話し合い、様々な要求を区に対して行いました。しかし、それだけでは解決していかない物事はたくさん。ちいさなことでも改善していけることは、積極的に取り組んでいこうと、ワークショップが終了した後も、アフターフォロー活動として、区民が主体となり、毎月1度、地域課題の持ち寄りをして、それをみんなで語り合う定例会を設けました。それが「烏山ネット・わーくショップ」です。とにかく、すごいのは、この場が、地域の方・商店街・区職員がひとつのテーブルを囲んで話が行われること。「できることから実現しよう」「言い出した人がリーダーになる」といった“ルール“があることも、自分たちが自主的にやっていくことであると自覚するための大事な要素なのかもしれません。

「だれでも災害避難村スタンプラリー」
このイベントも、そんな定例会の中から生まれたプロジェクト。初めは千歳烏山の駅前で行われていたバリアフリーの体験イベントも、昨年迎えた十周年を機に、盧花公園で行うようになったそうです。「NPO提案型協働事業」による助成を受けてイベントを行っています。現在の定例会は10月に実施されるこのイベントに向けて話は持ち切りですが、普段は、もっと色んな方からの情報提供と、それに対する意見交換が行われるとのこと。岡さんのいえTOMOの話題も、どんどんこの場で話していけるようになるといいな、と思いました。(今回、チラシを持参しなかったのが残念!)

ひろがれTOMOの輪!
最後にこの写真を見て下さい。

右上の黄色と緑のシールがあるあたりが、岡さんのいえ付近。左下のこんもりした所が、盧花公園です。航空写真で見てみると、あらまぁ、なんて近い!今続けている私たちの活動が、じわじわと、この写真の上をひろがっていくと素敵だなぁと思いました。いつか、肩を並べて烏山の地域の方と意見を交換できるような日がくるはず。
一方でまだまだ、TOMO自体の活動を充実させたり、整理してあげる必要もあります。
焦らず、ゆっくりと、そして楽しく進めたいものですね。

(さっとん)