6月15日再公開!「猪股庭園」

”岡さんのいえ”におなじみの深い”(財)世田谷トラストまちづくり”
で運営している「猪股庭園」の御紹介です。
 永らく閉鎖されていましたが、この度耐震工事を終え6月15日から再公開されます。

 
ポイント
 ・猪股庭園は平成10年猪股家から世田谷区に寄贈され、トラストが運営。
 ・設計は近代数奇屋建築の代表的設計者の吉田五十八氏。

吉田五十八の作品には

  • 成田山新勝寺本堂、奈良中宮寺本堂、川合玉堂美術館、外務省飯倉公館
  • 区内では五島美術館、満願寺 
  • 個人では、岩波茂雄別邸、先代の中村勘三郎、先代の水谷八重子、画家の小林古径、鏑木清方、梅原龍三郎、政治家の吉田茂(改築)、岸信介、作家の吉屋信子邸など

見所
 静かに座ってゆったりとした時間を過ごすのもよし、
 解説員の案内で吉田流数奇屋つくりや和風庭園の解説を聴くもよし、
 庭に咲く花やスギゴケ、鬱蒼とした木々の緑を楽しむもよし、
 茶室や光悦垣にワビサビの世界を感じるもよし、
 
データ
世田谷区成城5-12-19
開館時間 9:30-16:30 解説員応対は 10:30-15:30
月曜日、年末年始は休園
入場料:無料
交通:小田急「成城学園」西改札口を出る。みずほ銀行を正面に見て右へ「成城5南」        の信号(食事「北山」、三島歯科、ブディック「ライムライト 」のある交差点)を左折、次の角を右折すると左に鬱蒼とした木立が見えます。徒歩約7分
敷地: 1,861,7平方メートル  建物: 371平方メートル


 
吉田五十八には静岡「浮月楼」を舞台に東海一の美女と言われた芸者・八重千代とのロマンスもありますが、この段はまた別途。(何遊亭万年)

いなカフェに行ってきました

岡さんのいえ見守り隊員と、トラストまちづくり大学卒業生、武蔵野美術大学生のみなさんと、目黒区にある「いなカフェ」に行ってきました。
田舎の問題を解決することを目的に、目黒区にあるカフェの定休日を利用して、
毎回いろんなテーマで開店しているそうです。運営する田舎会社東京支店の代表、
中原さんから活動にまつわるお話を伺い、みなで美味しくランチをいただきました。
訪れた4月26日日曜日、この日のメニューは、「季節の野菜を使ったお惣菜と黒豆ご飯付きのランチプレート」「もったいないトマトを使ったハッシュドビーフ」「野菜のり巻きのローフードランチ」の3種。どれも野菜がたくさん摂れて体に良さそうでした。
ローフードのランチは、ビタミンや酵素類を破壊せずに調理した野菜を、のり巻きにして食べるため、消化器官にも良さそう。

この日、店先では「もったいないマーケット」が併設されていました。規格外として捨てられてしまう野菜を田舎から直接仕入れて売っているそうです。その他、全国の協力農村に1週間から1ヶ月間、学生を中心に派遣する「田舎インターン制度」を設け、農家の実情を知ってもらい、交流をはかる運動をしているそうです。中原さんがこうした活動を始めたのは、大学在学中。食べるひと、作るひと、双方の健康と幸せを糧に、これからも活躍してくださいね!(ミスター)

パン教室の様子

3月29日、赤ちゃんを連れたお母さんたちがたくさん集まるパン教室が開かれました。不定期で岡さんのいえにて開かれているパン教室の今回のテーマは「ベーコンエピ」です。

皆さん小さい赤ちゃんが横にいながらもしっかりと生地をこねていきます。

こねていくうちに、生地がもちもちとしていきます。

作った生地は発酵のため、しばらくオーブンへ。

発酵できた生地をのばしていきます。そしてベーコンをまいてエピの形に整えていきます。

はさみで生地をちょきちょき。こうやってあの不思議な形ができていくのですね。

さあ、あとは、焼きあがるまでしばしの歓談です。

美味しいお昼ご飯も食べて、初めていらした方とも自己紹介をしつつ打ち解けていきます。

さて、パンが焼きあがった様子。

おや、写真を見ると、小さな手が伸びてますね~。さすができたてのベーコンエピはモチモチで思わず顔がゆるむほど美味しかったです。(ももらっこ)

地域の物語ワークショップ発表会

 世田谷パブリックシアターの「地域の物語ワークショップ」の発表会を間近にした3月22日(祝)、子どもコースの子どもたちが岡さんのいえに来ました。
 
 部屋のあちこちを探検し、「自分の家と違う、ベスト3」を見つけ出すという仕事でした。
一人ずつ発表し、全員がそれを見て確認するというものでした。ベスト3に選ばれたものを列記すると、お米がペットボトルに入っている。棚の奥に窓がある。木の傘立て。ピアノ・オルガン・エレクトーンと3台。ミシン。鏡台。外に水道があるなど。
 
 岡さんの教え子の櫻田さんと林さんからいろいろなお話を聞いていました。
縁側の方から“May I come in ?”と云って入ってきたこと、「偉くならなくていいから、立派になりなさい。」と教わったことなど。そして、偉いとは?立派とは?について話し合ってました。


 
 最後に、3人グループに別れ、パントマイムをし、何を表現しているかを当てるというもの。
お風呂、オルガン、ミシンが正解でした。


 
発表会が楽しみです!
 
★地域の物語ワークショップ発表会★
■休日コース
岡さんを通じて、松沢教会・賀川豊彦に興味をもったグループ、岡さんをとりまく女
性たちに魅力を感じたグループ、今現在の岡さんのいえに興味をもっているグループ
の3つに分かれて劇を発表します。
■モーニングコース
岡さんが残されたレシピをもとに料理をしました。そのことを歌あり、踊りありで劇
にまとめました。0歳の赤ちゃんも出演するかもしれません!?
■金夜コース
全身を使って岡さんのいえから感じたことなどをダンスで表します。なんとも不思議
な雰囲気の作品になりそうです。
■子どもコース
岡さんのいえを訪れ、昔岡さんの教え子だった方たちにお話を聞きました。そのお話
を踏まえた劇を発表します。

日時・場所などは以下のとおりです。

●3月26日(金)
20時~ 金夜コース
場所:シアタートラム(三軒茶屋)
●3月27日(土)
13時~ 子ども・モーニング・休日コース
場所:シアタートラム(三軒茶屋)
●3月28日(日)
11時30分~ モーニングコース
13時30分~ 金夜・休日コース
場所:上北沢区民センター

いずれも入場無料。
また、出入りも自由ですので、ご都合のつく時間帯にいらしてください。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております!

★地域の物語ブログはこちら↓
http://blog.livedoor.jp/regional_story/
 
チャリンコジジでした。

3月9日(火曜日)の『まったりサロン』

3月9日の10時半から14時まで、岡さんのいえで、『まったりサロン』が開かれました。子育てまっ最中のお母さんと赤ちゃんを中心としたサロンです。
真冬に戻って今にも降りそうな空模様。10時半に家を開けて、主催する『たまごとひよこ』の女性数人と、「この天気じゃ、あまり人はこないだろうね」と言っていたら、児童館帰りの6,7ヶ月の赤ちゃんを連れたお母さんが二組登場。岡さんの家には初めて来たそうです。畳の空間に早くもなじんでいました。そのひとりのお母さんは美術系の学校に行っていたそうで、子供に受けてる人気キャラをさらさらと描き出したのです。それが実に上手でみんな感心。Iさんのお嬢さんミウちゃんはその絵が気に入って、塗り絵を始めて、しっかり熱中してました。

昼食後、もうお客さんは来ないかなと思っていたら、ドドドーっと母子4組がやって来て、途端ににぎやかになりました。
以前、見守り隊でサロンに来たとき、お母さんと赤ちゃん十数組で岡さんの家が満杯となって、赤ちゃんの泣き声が家一杯に溢れていたのを想いだしました。
お母さんたちはそれぞれ、子育て情報交換し合っていました。こんな天気では公園なんか行けません。岡さんの家という場所があるということは貴重なんだなぁと思いました。
午後2時、サロンは無事終了となりました。(見守り隊員  こうちゃん)





ひな祭り会

あかりをつけましょ ぼんぼりに~
 
2月27日(土)は恒例岡さんのいえの楽しいひな祭りでした。
 
12時から張り切って集るスタッフたち
 開場の午後1時には早めにお出でになったお母さんと子どもたちで大騒ぎ、
親子でつくる桜もち、ホットプレートに油紙を敷いて焼き上げた皮に
あんを包んで出来上がり、透き通った皮に塩漬けの桜が浮かんでとても
きれい。親子を中心に19組が参加しました。
 
後半は紙芝居です。世田谷紙芝居の小川さん、小竹さん、金澤さんの息のあった語りとセリフに笑ったり、思わずホロリとしたり、終ったあとでは、子どもたちも紙芝居に挑戦しました。
 
敬老会のおばあさまたちもかけつけて子どもたちとお話や知恵を
交歓をして、ああ楽しかった。
 
紙芝居終了後はスタッフたちの懇親会、紙芝居一家、とらまちスタッフ、
親子の参加者も加わって、山盛りのごちそうとお酒をいただきました。
なんとその間四畳半に篭っていた子どもたちは”おそろし~いお化け屋敷を
こしらえていたのです。
そうとも知らずに四畳半に連れてこられたおとなたちは、、、、、キャ~
 
皆さんそれぞれに元気の気を交換したのでした。  (何遊亭万年)

 
 

芝の家、三田の家に訪問

 こんばんは。今回のブログ担当のももらっこです。
先日、岡さんの家の運営メンバーで、三田にある「芝の家」「三田の家」に岡さんのいえの参考に、と見学に行ってまいりました。

まず田町駅から10分くらい歩いた先にある芝の家に向かいます。こちらは、ほぼ毎日開いているというのは違うものの、木造のゆったりとした空間に地元の子供たちが遊びにきているのが、岡さんのいえに通ずるところがあります。担当の先生のお話の途中でも、窓の外からぴょこんと女の子が顔を出したりと、とても和やかな雰囲気でした。駄菓子も売っていたので、シガーチョコでついついはしゃぐ岡さんのいえ運営メンバーでした。

さてその後、立ち寄った三田の家は慶應義塾大学の学生さんたちが集うサロンのような雰囲気の一軒家です。こちらでも家の成り立ちなどを先生にご説明をしていただきました。教室とはまた違う空間の中で、人の交流が活発となり、アイデアが生まれるのだそうです。古い木造の家でもあり、広さも岡さんのいえに似ているようです。毎晩、美味しい料理がいろいろな方によって振舞われるというのが羨ましい限りですが。確かに靴を脱いでちゃぶ台を囲むと、初めて会った方とも不思議と打ち解けるのできっとここに集う学生さんたちにとってもこの場はとても居心地の良さそうです。

周囲の地域の雰囲気、運営主体や成り立ちは違うものの、人が集うコミュニティの拠点という意味で、岡さんのいえに通ずるところ、参考になるところも多く、楽しいひと時となりました。
(芝の家、三田の家の、先生方、スタッフの方々ありがとうございました!)
芝の家のHPはこちら
三田の家のHPはこちら

世田谷パブリックシアター 地域の物語 

今回のブログ担当のももらっこです。
最近、岡さんのいえには世田谷パブリックシアターのワークショップの方々がよくお越しになってなんだか賑やかです。というのも、世田谷パブリックシアター「地域の物語」ワークショップの今年のテーマが「岡さんのいえ」になったため。岡さんのいえがテーマで演劇のワークショップってどういうことだろう?と思い、私も金曜日夜のコースを2月から通い始めました。

金曜日夜コースでは、岡さんのいえを訪ねて、目をつぶって家の中を歩き回ってみたり、岡ちとせさんの人生史を聞いたり、この家ではどんな場面があったのだろうと想像して動いてみたり。

目を閉じて(きっと多くの人に触られたであろう)木の柱の滑らかさを感じたり、ここの家に英語を習いに来ていた子供の気持ちになってみると、まるでタイムマシンに乗ったかのようで。その後も岡さんのいえで感じた思いを体で表現したり、詩に書いてみたり。他の方のお話からも今まで見えてこなかった岡さんのいえの姿が発見できて、とても面白い体験です。

そして一昨日は、休日コースのワークショップの方々が中間報告会をされるということで三軒茶屋まで行ってきました。まず驚いたのは、壁に貼ってある大きな大きな年表。そして、また過去の上北沢の空撮写真。年表は、岡ちとせさんの人生と、岡さんの人生の大半である20世紀の歴史、岡さんにかかわりのある方の歴史などが重層的に貼られていました。上北沢の空撮写真も、昭和22年時点では、岡さんのいえもなく牧場の広い土地があるところから、年代を追うごとに住宅地が増えて変化していく様子が興味深かったです。

休日コースの方々は岡さんや岡さんと一緒にこの家に住んだ諫山さんに関わる多くの方に取材をされており、お話を聞いているうちにお会いしたことない岡さんと、まるでお会いしているような不思議な感覚がしてきました。岡さんのいえは、いろいろな面白い出会いのある「横のつながり」が生まれる場所ではありますが、日本の戦後の歴史を含む「過去とのつながり」もを感じられる場所だと改めて思いました。

さてさて、私もワークショップを受けつつ、この先、どのような展開になっていくのか現段階ではまだわからないのですが、3月末には岡さんのいえの近くで発表会も予定されているのでとても楽しみです。

なお、世田谷パブリックシアター「地域の物語」に関しては、こちらのブログに詳しい記載があります。
http://blog.livedoor.jp/regional_story/




上の写真は一昨日の三軒茶屋での中間発表会の様子です。

2月10日の開いてるデーCAFE

今回のブログ担当のももらっこです。
10日の開いてるデーCAFEは、寒いためか、お客様はやや少なめ。でもご近所の方が通りがかりでと立ち寄ってくださったり、まったりサロンの方々が楽しそうに打ち合わせをされていたり。明日の味噌作り教室の仕込みもいろいろあるみたいで大きな桶?が運び込まれていました。私は、コタツでお喋りをしたり本をよんだりと、のんびりと過ごしておりました。

今回のメニューは、抹茶のシフォンケーキと岡さんのブラウニー。そしてお飲み物もいろいろ。私は抹茶のシフォンケーキとチャイラテをいただきました。シフォンケーキはふわふわでほどよい甘さの小豆とぴったり。チャイラテもほんの少しだけスパイシーで、とても美味しかったです。

そのほか今回は特別にKさんの差し入れのこれまたホクホクの焼き芋もあったりでお腹一杯でしたが次回はブラウニーに挑戦したいです。