地域の物語ワークショップ発表会

 世田谷パブリックシアターの「地域の物語ワークショップ」の発表会を間近にした3月22日(祝)、子どもコースの子どもたちが岡さんのいえに来ました。
 
 部屋のあちこちを探検し、「自分の家と違う、ベスト3」を見つけ出すという仕事でした。
一人ずつ発表し、全員がそれを見て確認するというものでした。ベスト3に選ばれたものを列記すると、お米がペットボトルに入っている。棚の奥に窓がある。木の傘立て。ピアノ・オルガン・エレクトーンと3台。ミシン。鏡台。外に水道があるなど。
 
 岡さんの教え子の櫻田さんと林さんからいろいろなお話を聞いていました。
縁側の方から“May I come in ?”と云って入ってきたこと、「偉くならなくていいから、立派になりなさい。」と教わったことなど。そして、偉いとは?立派とは?について話し合ってました。


 
 最後に、3人グループに別れ、パントマイムをし、何を表現しているかを当てるというもの。
お風呂、オルガン、ミシンが正解でした。


 
発表会が楽しみです!
 
★地域の物語ワークショップ発表会★
■休日コース
岡さんを通じて、松沢教会・賀川豊彦に興味をもったグループ、岡さんをとりまく女
性たちに魅力を感じたグループ、今現在の岡さんのいえに興味をもっているグループ
の3つに分かれて劇を発表します。
■モーニングコース
岡さんが残されたレシピをもとに料理をしました。そのことを歌あり、踊りありで劇
にまとめました。0歳の赤ちゃんも出演するかもしれません!?
■金夜コース
全身を使って岡さんのいえから感じたことなどをダンスで表します。なんとも不思議
な雰囲気の作品になりそうです。
■子どもコース
岡さんのいえを訪れ、昔岡さんの教え子だった方たちにお話を聞きました。そのお話
を踏まえた劇を発表します。

日時・場所などは以下のとおりです。

●3月26日(金)
20時~ 金夜コース
場所:シアタートラム(三軒茶屋)
●3月27日(土)
13時~ 子ども・モーニング・休日コース
場所:シアタートラム(三軒茶屋)
●3月28日(日)
11時30分~ モーニングコース
13時30分~ 金夜・休日コース
場所:上北沢区民センター

いずれも入場無料。
また、出入りも自由ですので、ご都合のつく時間帯にいらしてください。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております!

★地域の物語ブログはこちら↓
http://blog.livedoor.jp/regional_story/
 
チャリンコジジでした。

4月の開いてるデーカフェ日程

4月の開いてるデーカフェは、4月14日(水)と28日(水)の予定です。
13時~16時の間、美味しい御菓子をご用意して開けていますので、
どうぞゆっくりしにきてくださいね。

<開いてるデーCAFE・スタッフより>
岡さんは、当時としてはすごくモダンな生き方をしていたんだなという思いから、お呼ばれしたら、こんなおもてなしをされたのではないかなと、美味しいパンやケーキなどで、おもてなしをしていきます。是非お家に遊びに来てくださいね。

3月9日(火曜日)の『まったりサロン』

3月9日の10時半から14時まで、岡さんのいえで、『まったりサロン』が開かれました。子育てまっ最中のお母さんと赤ちゃんを中心としたサロンです。
真冬に戻って今にも降りそうな空模様。10時半に家を開けて、主催する『たまごとひよこ』の女性数人と、「この天気じゃ、あまり人はこないだろうね」と言っていたら、児童館帰りの6,7ヶ月の赤ちゃんを連れたお母さんが二組登場。岡さんの家には初めて来たそうです。畳の空間に早くもなじんでいました。そのひとりのお母さんは美術系の学校に行っていたそうで、子供に受けてる人気キャラをさらさらと描き出したのです。それが実に上手でみんな感心。Iさんのお嬢さんミウちゃんはその絵が気に入って、塗り絵を始めて、しっかり熱中してました。

昼食後、もうお客さんは来ないかなと思っていたら、ドドドーっと母子4組がやって来て、途端ににぎやかになりました。
以前、見守り隊でサロンに来たとき、お母さんと赤ちゃん十数組で岡さんの家が満杯となって、赤ちゃんの泣き声が家一杯に溢れていたのを想いだしました。
お母さんたちはそれぞれ、子育て情報交換し合っていました。こんな天気では公園なんか行けません。岡さんの家という場所があるということは貴重なんだなぁと思いました。
午後2時、サロンは無事終了となりました。(見守り隊員  こうちゃん)





ひな祭り会

あかりをつけましょ ぼんぼりに~
 
2月27日(土)は恒例岡さんのいえの楽しいひな祭りでした。
 
12時から張り切って集るスタッフたち
 開場の午後1時には早めにお出でになったお母さんと子どもたちで大騒ぎ、
親子でつくる桜もち、ホットプレートに油紙を敷いて焼き上げた皮に
あんを包んで出来上がり、透き通った皮に塩漬けの桜が浮かんでとても
きれい。親子を中心に19組が参加しました。
 
後半は紙芝居です。世田谷紙芝居の小川さん、小竹さん、金澤さんの息のあった語りとセリフに笑ったり、思わずホロリとしたり、終ったあとでは、子どもたちも紙芝居に挑戦しました。
 
敬老会のおばあさまたちもかけつけて子どもたちとお話や知恵を
交歓をして、ああ楽しかった。
 
紙芝居終了後はスタッフたちの懇親会、紙芝居一家、とらまちスタッフ、
親子の参加者も加わって、山盛りのごちそうとお酒をいただきました。
なんとその間四畳半に篭っていた子どもたちは”おそろし~いお化け屋敷を
こしらえていたのです。
そうとも知らずに四畳半に連れてこられたおとなたちは、、、、、キャ~
 
皆さんそれぞれに元気の気を交換したのでした。  (何遊亭万年)

 
 

芝の家、三田の家に訪問

 こんばんは。今回のブログ担当のももらっこです。
先日、岡さんの家の運営メンバーで、三田にある「芝の家」「三田の家」に岡さんのいえの参考に、と見学に行ってまいりました。

まず田町駅から10分くらい歩いた先にある芝の家に向かいます。こちらは、ほぼ毎日開いているというのは違うものの、木造のゆったりとした空間に地元の子供たちが遊びにきているのが、岡さんのいえに通ずるところがあります。担当の先生のお話の途中でも、窓の外からぴょこんと女の子が顔を出したりと、とても和やかな雰囲気でした。駄菓子も売っていたので、シガーチョコでついついはしゃぐ岡さんのいえ運営メンバーでした。

さてその後、立ち寄った三田の家は慶應義塾大学の学生さんたちが集うサロンのような雰囲気の一軒家です。こちらでも家の成り立ちなどを先生にご説明をしていただきました。教室とはまた違う空間の中で、人の交流が活発となり、アイデアが生まれるのだそうです。古い木造の家でもあり、広さも岡さんのいえに似ているようです。毎晩、美味しい料理がいろいろな方によって振舞われるというのが羨ましい限りですが。確かに靴を脱いでちゃぶ台を囲むと、初めて会った方とも不思議と打ち解けるのできっとここに集う学生さんたちにとってもこの場はとても居心地の良さそうです。

周囲の地域の雰囲気、運営主体や成り立ちは違うものの、人が集うコミュニティの拠点という意味で、岡さんのいえに通ずるところ、参考になるところも多く、楽しいひと時となりました。
(芝の家、三田の家の、先生方、スタッフの方々ありがとうございました!)
芝の家のHPはこちら
三田の家のHPはこちら